EX幹細胞マトリックス（別称：幹細胞生絞り）とは
EX幹細胞マトリックス（別称：幹細胞生絞り）とは
エクソソームの量が100倍以上 細胞培養液や人工添加因子が一切含まれない純粋な間葉系幹細胞由来のエクソソーム含有物 EX幹細胞マトリックスは、ヒト幹細胞（脂肪由来、臍帯由来、歯髄由来、骨髄由来など）を培養液の中で培養した際に細胞内で産生される遺伝子情報などを含んだ、細胞外小胞（EV)と呼ばれる物質（エクソソーム＝Small EVsなど）や成長因子などの蛋白質成分が凝縮されている新しい再生医療のひとつの手段です。 幹細胞を一定期間培養した後に冷却状態で、細胞に刺激を与え、細胞を強化し、凍結・溶解を繰り返し細胞膜を破壊、濾過することにより核などを取り除いた幹細胞内にある物質を抽出した集合体で、エクソソームが通常の培養上清液に比べ100倍以上含まれています。
細胞培養液や人工添加因子が一切含まれない純粋な間葉系幹細胞由来エクソソーム含有物 EX幹細胞マトリックスは、ヒト幹細胞（脂肪由来、臍帯由来、歯髄由来、骨髄由来など）を培養液の中で培養した際に細胞内で産生される遺伝子情報などを含んだ、細胞外小胞（EV)と呼ばれる物質（エクソソーム＝Small EVsなど）や成長因子などの蛋白質成分が凝縮されている新しい再生医療のひとつの手段です。 幹細胞を一定期間培養した後に冷却状態で、細胞に刺激を与え、細胞を強化し、凍結・溶解を繰り返し細胞膜を破壊、濾過することにより核などを取り除いた幹細胞内にある物質を抽出した集合体で、エクソソームが通常の培養上清液に比べ100倍以上含まれています。
EX幹細胞マトリックスの製造工程イメージ
EX幹細胞マトリックス製造工程イメージ
エクソソームとは
●間葉系幹細胞由来エクソソームとは、人の体内に存在する幹細胞（脂肪由来、臍帯由来、歯髄由来など）を培養液の中で培養した際に分泌される遺伝子情報などを含んだ、細胞外小胞（small EV）と呼ばれる物質の1つで、非常に小さな成分（50～150nm）です。
●エクソソーム中には、マイクロRNAと呼ばれる遺伝子情報を担う成分やヒートショックプロテイン（HSP）などを含み、細胞の増殖や分化、免疫機能などを調節する働きを持ち、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしていると考えられています。
●エクソソームを豊富に含む培養上清液は、病気や老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、さまざまな健康と美容に対する効果が期待できます。
小坂・落谷：エキソソームの形成の過程および医療への応用（2018）より引用
EX幹細胞マトリックス中に含有される有効成分
EX幹細胞マトリックスに 含有される有効成分
Alarmin
●HMGB１(High Mobility Group Box１)→トロフィック効果（体の中の幹細胞を呼び起こし、組織を再生する効果）
●炎症性サイトカイン→免疫能アップ
●HSP(Heat Shock Protein)→免疫能アップ
●S100蛋白→神経細胞の再生に関与
Regnase-1 ●免疫細胞内のIL-1α、IL-6のｍ-RNAを分解して、炎症性サイトカインの産生を抑え、炎症を収束させる作用
Alarmin
●HMGB１(High Mobility Group Box１)
→トロフィック効果
体の中の幹細胞を呼び起こし、組織を再生する効果
●炎症性サイトカイン
→免疫能アップ
●HSP(Heat Shock Protein)
→免疫能アップ
●S100蛋白
→神経細胞の再生に関与
Regnase-1
●演繹細胞内のIL-1α、IL-6のｍ-RNAを分解して、炎症性サイトカインの産生を抑え、炎症を収束させる作用
EX幹細胞マトリックス中に含有されるその他の有効成分
EX幹細胞マトリックス中に 含有されるその他の有効成分
幹細胞が分泌するサイトカイン・栄養因子
●G-CSF（顆粒球コロニー刺激因子）→骨格筋の再生、白血球増多に伴う免疫力アップ
●IL-10（Tr1産生）、TGFβ（Tr3産生）→抗炎症作用
●PGF1α：ミトコンドリア機能アップ→代謝改善
●IL-22、IK-37、IL38→抗炎症性サイトカイン
マイクロRNAの網羅解析結果より
●Stx-17：ミトコンドリアの機能を制御するMITOL（酵素）を誘導→代謝機能改善によるダイエット効果、筋肉質の改善、皮膚の老化予防
幹細胞が分泌する
サイトカイン・栄養因子
●G-CSF（顆粒球コロニー刺激因子）
→骨格筋の再生、白血球増多に伴う免疫力アップ
●IL-10（Tr1産生）、TGFβ（Tr3産生）
→抗炎症作用
●PGF1α：ミトコンドリア機能アップ
→代謝改善
●IL-22、IK-37、IL38
→抗炎症性サイトカイン
マイクロRNAの網羅解析結果より
●Stx-17：ミトコンドリアの機能を制御するMITOL（酵素）を誘導
→代謝機能改善によるダイエット効果、筋肉質の改善、皮膚の老化予防
EX幹細胞マトリックスの可能性
EX幹細胞マトリックスの可能性
EX幹細胞マトリックス中に含まれるエクソソーム（細胞外小胞＝small EV）に加えて、成長因子、免疫調整因子、抗炎症性因子、神経再生因子が、病態に応じて作用するのに加えて、体内の幹細胞を活性化することにより効果が発現すると考えられている
◆抗炎症効果
障害部位の治癒促進、肝機能障害（肝硬変、脂肪肝、アルコール性肝障害など）
慢性腎臓病、肺腺腫症、間質性肺炎、疼痛軽減効果
◆血管再生、血管新生
動脈硬化改善・進行予防、冠動脈疾患、ED
◆免疫増強作用
感染症予防・回復効果
◆免疫調節・制御作用
アレルギー疾患、自己免疫疾患の症状緩和
◆生殖器機能改善
不妊症（卵巣機能、精巣機能改善）
◆HSP（HEAT Shock Protein）による抗腫瘍効果
◆神経細胞修復・再生
脳血管障害、脊髄損傷、認知機能低下（アルツハイマー病）、パーキンソン病
◆皮膚・毛髪再生作用
美容効果、育毛
◆体内の幹細胞分化促進
脳神経変性疾患に対するエクソソーム作用機序
脳神経変性疾患に対するエクソソーム作用機序
EX幹細胞マトリックスと幹細胞上清液
EX幹細胞マトリックスと幹細胞上清液
幹細胞を培養するためには特殊な液体を用います。この液体が「培養液」です。
その培養液には予め人工的に作られた成長因子や添加因子が多く入っています。なぜなら、これらの因子の種類や量によって幹細胞の増え方が変化するためです。培養液には、それらの成長因子だけではなく添加剤も多く用います。その添加剤のなかには、体内で分解されないものも含まれているケースが多くあります。
しかし、EX幹細胞マトリックスの製造工程においては、人工的な添加物や薬品を用いることなく、「温度差」のみを利用して細胞にストレスを与えて、幹細胞内部にある物質を抽出します。つまり、幹細胞上清液とは「培養液」に「幹細胞由来の因子」が含まれたものとなります。その培養液には人工添加物などが大量に含まれているものです。
換言すれば「人工添加物」に「幹細胞由来の因子」が含まれたものとなります。
しかし、EX幹細胞マトリックスとは「幹細胞内部の物質」しか含まれていません。
いわば純度100%の幹細胞由来の物質となります。
当院で行っているEX幹細胞マトリックス治療の流れ
EX幹細胞マトリックス治療の流れ
クリニックにおいてEX幹細胞マトリックスを点滴
治療方法は、静脈内への全身投与（点滴）をクリニックで施行し、自宅で毎日点鼻投与を行う治療スケジュールを推奨しています。
※患者様の症状により、点滴以外の治療手段もありますので、詳細については医師にご相談ください。
※治療期間については、目的とする疾患や病状により異なるので、詳細については医師にご相談ください。
料金のご案内
| 点滴 | １回 | ￥770,000 |
| ３回 | ￥1,848,000 | |
| ５回 | ￥2,695,000 | |
点鼻スプレーセット | ２本 | ￥770,000 |
| ６本 | ￥1,848,000 | |
| 10本 | ￥2,750,000 |
点滴 １回 １ml 2,000pg/ml以上
点鼻スプレー １本 １１ml 7,000pg/ml以上 ２本（３０日分）
※点鼻液の保管について：点鼻液は2本セット（30日分）になります。保存期限ですが、冷凍で約半年、冷蔵で2～3週間になります。溶解後は早めの使用を心がけて下さい。
副反応・副作用
●これまでに問題となる副作用、合併症はみられておりません。
●投与1週間目に下肢の脱力がみられた症例が１例報告されていますが、本治療との因果関係ははっきりしておりません。
●投与中に起こった副作用については、担当医の判断により投与を中断または中止し、適切な対応をいたします。
●投与後に起こった副作用についても最善の対応をいたします。
●当院での対応が困難な場合は、受け入れ可能な救急医療施設を受診していただく可能性もあります。
また、副作用に対する追加治療に関しては、別途費用が必要となります。
●本治療による健康被害は、自由診療での治療のため、医薬品副作用被害救済制度の適応にはなりませんが、本治療との関連性を協議の上、医師の賠償責任保険の範囲で補償をさせていただきます。
投与に注意が必要な方
以下の方は投与を慎重にする必要があります。
●妊娠中の方
●授乳中の方
●小児（１５歳以下）
※幹細胞生絞りの詳細はこちら
