衝撃波衝撃波(Shock Wave)の医療への応用
体外衝撃波(Extracorporeal Shockwave)治療装置は、体外から特殊な波長をもつ衝撃波を焦点に集めることにより、高いエネルギーを発生させる仕組みによって、1980年代頃より、医療に応用され、尿路結石や胆石の破砕治療に用いられるようになり、日本でも標準的な治療となっている。
この衝撃波のレベルを低くした、低エネルギー衝撃波には、細胞内で血管形成要素を放出させて、新血管の形成を促進させる作用があることが証明され、この新生血管形成促進効果を利用して、形成外科(美容治療)、狭心症、ED(男性性機能障害)など幅広い分野において応用され、既にさまざまな効果が実証されてきている